適応障害の症状と日内変動
日内変動とは
脳の中にある体内時計によって、コントロールされた体温や心拍数、血圧などの値や睡眠のリズムなどの事をさします。体温で言えば、日内変動は朝が最低となり、夕方が最高となります。
血圧や体脂肪率と言ったものにも日内変動はあるため、高血圧の方の血圧測定や体脂肪率を測定する際にも1日の中に日内変動があると言う事を頭に入れておく必要があります。
精神疾患でいうとうつ病には日内変動が大きく関係しており、病気では1日の中で症状に変化があることを日内変動と呼んでいます。うつ病になると日内変動が崩れてしまい、身体がだるかったり、食欲の低下、不眠、頭痛、肩こりと言った症状をおこします。日内変動としては朝〜午前中は調子が悪く夕方には元気になるという症状が見られます。
うつ病の場合、1日の中で気分に日ない変動を認めるという特徴がありますが、典型的な鬱病の場合には日内変動の状況によって診断や経過を観察するうえで1つの指標となります。
適応障害の方の日内変動について
適応障害はストレスによっておこりますが、うつ病や躁うつ病などを併発する事も少なく有りません。通常、適応障害であればストレス源であるストレッサーが消失することにより、症状が治まっていくというのが通常です。うつ病の場合は原因が取り除かれたとしても、暫くの間はその状況が続いてしまうと言う事が特徴です。
また、うつ病の場合には辛い症状が強いストレスが長期間におよび続き、ストレス源が落ち着いてきたという場合にも出現する事がありますし1日の中を通しても落ち込み具合が強い時間帯と、そうでない時間帯があり日内変動があるのです。適応障害で症状に日内変動がおこるというよりは、適応障害により他の疾患を併発する事により、症状に日内変動が現れるということです。
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