適応障害のその後の経過

適応障害のその後の経過

適応障害になると、休職や退職を余儀なくされる場合があります。

 

仕事を休んでいる間に、治療を行い、症状を改善していくのですが、実際に症状が改善して社会復帰となるとき、不安を感じる人が多いでしょう。

 

ここでは、適応障害を克服したその後について考えてみましょう。

 

適応障害が改善し社会復帰をするとき

適応障害の経過が良好で、社会復帰をするときに気になるのは、仕事についていけるのかどうか、そして再発はしないかどうかではないでしょう。

 

休職にしても、退職にしても、仕事をしていない時間が長ければ長いほど、ブランクが大きく、仕事に戻るのもが難しくなってしまいます。

 

また、そのストレスから、適応障害が悪化してしまい、また休職するという羽目にもなりかねません。

 

そのため、適応障害が改善したとしても、その後の生活においても、通院を続けたり、カウンセリングを続けて、うまく社会に適応できるようにならなければなりません。

 

適応障害のその後の生活で気をつけること

まず、大事なのは、社会復帰を自己判断ではしないことです。

 

休職の期間が長ければ長いほど、焦ってしまうものですが、まずはしっかり病気と向き合い、症状を良くしていくことが重要です。社会復帰をするタイミングは、主治医の先生にお任せしましょう。

 

もしも、復職が早すぎると、再休職・再退職の危険性がかなり高くなってしまいます。

 

また、休職中・失業中に治療を行うときには、自分がどういった場面に弱く、どういうことにストレスを感じやすいのかということを正確に知っておかなければなりません。

 

そういったシチュエーションに対面すると、また適応障害が再発してしまうからです。

 

また、実際に復職したときにも、無理はせず、周囲の協力を得ながら暮らしていくようにすることで、その後の生活が送りやすくなるでしょう。


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