適応障害でぼーっとすることはある？

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適応障害では、心身ともにさまざまな症状がでてきてしまいます。

特に意欲の低下という、うつ病と似た症状には、適応障害になると悩まされるという人が多いでしょう。

意欲の低下とは無気力状態、つまりぼーっとしてしまうようなことも含まれます。ここでは、適応障害の中でも、この意欲の低下について考えてみましょう。

前述のとおり、適応障害ではうつ病と似たような症状である、意欲の低下というものがみられます。これは、やる気がない、全てが面倒だと感じるというようなことから、無気力で、ぼーっとしてしまうというようなことまで含まれます。

ぼーっとするというのは、思考力の低下や、無気力状態のことを言います。ぼーっとしているときは、本人はぼーっとしていると自分で気づいていない場合もあります。しかし、何もせずにぼんやりと一点を見つめたような状態で長時間過ごしている様をみて、周囲が心配し、結果適応障害が発覚するということもあるでしょう。

適応障害のときに、ぼーっとしてしまうというのはよくある症状です。当然ですが、適応障害の治療を続けて、障害自体が改善されれば、このぼーっとしてしまうという症状も次第に治まっていくでしょう。

通常の状態の場合でも、何もせずぼーっとするというのは、ストレス解消にもなります。ですから、ぼーっとしているという症状が出ている程度なら、特別な対処をしなくてもいいのかもしれません。

話しかけても反応しないくらいにまでぼーっとしているようなら、問題ですが、そうではないのであれば、ぼーっとするという症状よりも、適応障害という根本の精神疾患を治療していくことを考えましょう。