適応障害の波
精神疾患、特に気分障害と言われるものには、その症状に波があります。
気分障害の仲間ではありませんが、適応障害にも、その症状に波があり、症状が強く表れているときと、そうでもないときというのがあるでしょう。
適応障害の波とはどういうときに現れるのでしょうか。
適応障害における気分の波
適応障害の症状では、しばしばうつ病と似たような症状が見られます。朝起き上がるのが難しく感じたり、体が重く感じたり、憂鬱な気分が続いたりというようなことです。
しかし、適応障害の治療中であっても、こういった症状がまったくでない日や期間もあります。
これはなぜかというと、適応障害である人は、適応障害の原因であるストレッサーから身を離すと、症状が良くなってしまうからです。
適応障害では、気分や症状に波があるというよりは、ストレッサーに近づくことで、症状が出てしまったり、悪化してしまいます。
ストレスの原因に近づくことで、症状が出るために、誤解されやすい病気でもあるのです。
適応障害ではストレッサーから身を離すべき
適応障害を治療するためには、適応障害の原因となっている苦手な状況や環境などから身を離すことが重要になります。身を離しているからといって、やはり気分が快調というわけではないでしょう。通常にくらべると、やはり気分や体調が変わりやすく、疲れやすいはずです。
しかし、ストレッサーから身を離していれば、動けないほどの症状は出ることが少ないため、その状態の方が治療がしやすいのです。
また、気晴らしなどをするのもいいでしょう。楽しいことをしていくことで、意外とストレスの原因に対しても心の余裕が出てくることもあるのです。
ただし、適応障害で療養中なのに遊んでいたりすると、やはり勘違いはされやすいですから、あまりそういったことを公表しないことをおすすめします。
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