適応障害はネガティブなのか

適応障害はネガティブなのか

一般的に精神疾患というと、ネガティブだったりマイナス思考である人がなるというイメージがないでしょうか。

 

確かに、そういう人のほうが精神疾患にはかかりやすいかもしれません。しかし、そういう人だけが精神疾患になるとは言えません。それでは、適応障害は、そういった人のほうが発症しやすいのでしょうか。

 

ここでは、適応障害の人はネガティブなのかどうかについて考えてみましょう。

 

適応障害はネガティブなのか

ネガティブだったり、マイナス思考の人というのは、環境の変化や人間関係において、ポジティブである人よりもストレスを感じやすいかもしれません。ですから、そういった性格の人のほうが、ポジティブな人よりも適応障害を発症しやすいとは言えるでしょう。

 

ですが、周囲から見て明るい人でも、適応障害になってしまう可能性は十分あります。明るい性格の人が必ずしもポジティブだというわけではありませんし、たとえポジティブだったとしても、なんらかの環境の変化が影響して、大きなストレスを感じてしまうこともあるわけです。

 

ですから、適応障害にかかってしまったからといって、元来ネガティブであると決めつけることはできません。

 

適応障害が原因でネガティブになってしまう

適応障害を発症するまえに、元来の性格がネガティブというわけではなくても、適応障害になったことでネガティブになってしまうという人もいます。

 

これは、適応障害になることで、その症状に苦しめられて、日常生活が難しくなってしまうことがあるためだと考えられます。

 

ネガティブなのかポジティブなのかというのは、もちろんそれまでの性格も大きく関わっていますが、精神疾患になったことが原因で、ポジティブな人もネガティブになってしまうこともあるのです。


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