40代の適応障害

適応障害は、子供から大人まで幅広い年代の人がなる可能性があります。

それでは、40代の人が適応障害になる場合というのは、どのような状況なのでしょうか。

ここでは、40代の適応障害について掘り下げていきましょう。

40代で適応障害になる人の発症原因は、職場や家庭などさまざまな原因が考えられます。

40代だからといって、特別こういった原因が多いというのはなく、例えば職場で自分の許容量以上のストレスを感じると、適応障害になったりします。

また、周囲からの期待に応えようと頑張りすぎるような人もなりやすいでしょう。

家庭内では、家計のために唯一の趣味などを奪われるというようなことで発生しやすいと考えられます。これは、自分らしく生きられる環境が奪われるためです。

40代で適応障害を発症した場合の一番の問題は、休職や退職を考えるかどうかということではないでしょうか。

休職というと、その職に戻れるということですが、ブランクがあると仕事についていけなくなるのではないかと不安になる人もいるでしょう。確かに長いブランクの後に職場復帰すると、最初は仕事に慣れなくて当然です。

では、退職して少し休養してから、症状が治まった頃に新しい職場で頑張ることができるかというと、そもそも40代という微妙な年代で、新しい職場が見つかるかどうかという不安もありますよね。

こういった場合には、まずは主治医の先生と相談をし、どうするべきかを話し合ってみましょう。

一言で「休職」と言っても、年単位の長いものから、数週間程度のものまであります。例えば、１ヶ月休んで、症状が治まるようなら、そのくらいの休職ならしても問題ないでしょう。

どの程度理解のある職場に勤めているかという点も、かなり関わってきます。