適応障害で寝たきりになることはあるか

適応障害で寝たきりになることはあるか

精神疾患の中には、症状が重くて寝たきりのような状態になってしまうものもあります。

 

体の病気とは異なり、器質的な異常がなかったとしても、起き上がるのがつらく、日常生活をうまく送れないような状態です。

 

こんな状態に、適応障害の人でもなることがあるのでしょうか。

 

ここでは、適応障害と寝たきりについて考えてみましょう。

 

適応障害で寝たきりになるのか

適応障害でも、比較的軽度の頃は寝たきりになるようなことは少ないと考えられます。朝起きるのがつらかったり、ある特定の環境下にいるとだるいというようなことはありますが、一日中寝ているようなことはその段階ではありません。

 

しかし、適応障害も重症化してしまうと、起き上がれないのが朝だけではなく、1日中となってしまうこともあります。そこまでの症状になってしまうと、他の精神疾患を併発していることもあり、たとえ回復しやすいと考えられている適応障害でも、治療に時間がかかってしまうこともあるでしょう。

 

適応障害で起き上がれないときの対処法

適応障害に限らず、精神疾患で寝たきりになる場合は、波があり、起きあがれるようなときもあります。完全に寝たきりのような状態のときに、対処をすれば、1日中寝ているようなことにはなりにくいかもしれません。

 

ですから、朝から起き上がるのがしんどいと感じるようになったら、早めに病院に行き、検査を受けてみることをおすすめします。また、すでに適応障害で治療中なのであれば、対処法を専門医に聞くといいでしょう。

 

起き上がれないのに、無理に起き上がろうとすると、そのストレスから病気が悪化してしまわないとも限りません。

 

あまり無理はせずに、対処については主治医の先生と相談をするようにしてみましょう。

 

治療がすすみ、適応障害が回復してくれば、寝たきりの時間も短くなっていくはずです。


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