適応障害になったときの仕事の休み方
適応障害になってしまって、そのストレスの原因が職場にあるというときは、どうしても仕事を休みがちになってしまいます。また、その休み方にはちょっとしたパターンがあるようです。
もしも職場にこんな休み方をする人がいたら、その人は適応障害にかかってしまったのかもしれません。
適応障害の人の仕事の休み方
適応障害になると、そのストレス源から逃れようとする症状が現れます。それは、普通の人の行動とはかなり違っていて、常識はずれだと思われることでも、その症状のためにやってしまうのです。
たとえば、仕事を休みがちになるという点で言うと、初めの頃は、ぽつぽつと休むようになったという程度かもしれません。「あの人欠勤ちょっと多いよね」と言われるレベルです。この程度だと、まだ周囲はさぼりだとは思っておらず、健康上の問題があるのではないかといったようなことを心配し始めます。
これが進行すると、1週間に1回は必ず休むような状態になったりします。このレベルになると、指導が入るかもしれません。
ただし、適応障害の人の欠勤グセは、指導が入ったからと言って治りません。病気の症状によるものだからです。指導が入ると、それをストレスにますます休む日が多くなってしまうかもしれません。
そして、最終的には、休むという連絡をするストレスからも逃げるようになり、無断欠勤が続く・・・という風になってしまうのです。
適応障害に気づくことが重要
上記のように無断欠勤が続くような状況になると、ほとんどの場合は、仕事をクビになるのではないでしょうか。事実、適応障害の人には、この流れで仕事を辞めて、転職回数が多いという人がしばしば見受けられます。
若い頃はいいかもしれませんが、30代を超えてくると、これでは生活がままなりませんよね。
こういう状態を繰り返す前に、本人、または周囲が、この行動が怠惰ではなく精神的な問題であるということに気づけるかどうかが、分かれ道になるでしょう。
もしも、誰かがそれに気づいて病院に行き、早めの段階で適応障害が発覚すれば、大変な事態は逃れることができるはずです。
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