適応障害になった後の面接
適応障害の治療をするために、会社を退職してしまった場合、主治医の先生から「働いてもいい」と言われたら、再就職を考えることになります。
しかし、前の職からのブランクが長い場合、なぜブランクが長いのかを説明する必要性が出てきてしまいますよね。その際に、どのようなことに気をつけなければならないのでしょうか。
ここでは、適応障害で退職をしたあとの就職活動時の面接について考えてみましょう。
適応障害後の面接
適応障害を治療したあとの面接で、一番悩む点は病気について言うか言わないかというところではないでしょうか。
例えば、適応障害になってしまった原因が、前の職場の残業時間が多すぎるというような、過酷な就労状況だったりする場合は、退職してから1、2ヶ月程度で再就職が可能になる場合があります。その程度の短期間の無職状態であれば、普通に転職をする人でもよくあることですから、必要性を感じないのであれば病気について面接時に話さなくても良いでしょう。
もしも、こういうパターンで前の職場を退職し、ブランクが長いという場合には、「適応障害」という精神疾患であったことは告げずに、前の職場の就労状況が過酷で体を壊してしまった、などという風に説明すれば、あまり不利にはならないはずです。
面接時に退職理由を訊かれたときの受け答え
前の職場が明らかに誰が考えても大変な職場であった場合は、退職理由に困ることはないでしょう。前の会社の悪口にならない程度に、正直に説明してしまって構いません。
ただ、退職理由が特定の人との関係が悪かったり、適応障害の症状のために仕事を続けることができなかったという場合は、退職理由を考えるのが難しくなってきます。
人とうまくやれない人だとか、精神疾患になりやすい人だと、面接時に思われてしまうのは、どう考えても不利ですよね。
こういうことで悩む場合は、カウンセリングにかかっている場合、カウンセラーの方に相談してみるのがいいかもしれません。また、ハローワークによっては、面接指導を登録者向けに行っていることがあります。そういったものに参加して、相談をしてみると、意外と親身になってアドバイスをくれたりするものです。
いずれにせよ、面接前にしっかりと退職理由を準備してから面接に臨みましょう。
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