適応障害と無断欠勤
適応障害の人は、病気の原因が職場にあるとき、しばしば無断欠勤をしてしまいます。真面目そうに見える人でも、適応障害にかかってしまうとそういうことがあるため、周囲を混乱させてしまうこともあるでしょう。
なぜ適応障害だと無断欠勤をしてしまうのでしょうか。ここでは、適応障害と無断欠勤について考えてみましょう。
適応障害だと無断欠勤をする?
適応障害はざっくり言うとストレスが原因となってかかる精神疾患です。そのストレスの素が職場にある場合、たとえ性格的に真面目で、誠実な人であっても、無断欠勤ということをしでかしてしまうことがあります。
一般的に無断欠勤というのは、いい加減な人がするイメージがないでしょうか。欠勤が多いというだけでも嫌がられますが、それが無断となると、「社会人としてダメだ」とまで言われてしまいますよね。
ですが、適応障害は精神疾患であるために、元々は真面目で誠実で、時間もちゃんと守れるようなタイプだったとしても、どうしてもそのストレスの素に近づきたくなくて、欠勤を繰り返したりすることがあります。それで何故「無断」欠勤となってしまうかと言うと、欠勤をするということに対しての罪悪感、重圧、周囲からのプレッシャーに耐えられないからです。つまりは、欠勤をすると連絡したときに、自分に対してかけられる言葉に耐えられそうもないというわけです。
適応障害だという認識をすることが重要
ここで重要になってくるのが、無断欠勤をしてしまう原因が、適応障害、または他の精神疾患にあるかどうかというところです。もしも、それが精神疾患の1つの症状としての行動で、治療を受ければ治るのであれば、無断欠勤をするような人だという汚名を返上できるかもしれません。
また、周囲も、良い人そうな人が無断欠勤をした場合は、なんらかの精神疾患にかかってしまった可能性を考えてあげられるともっと状況が良くなります。
そういう状況になった場合は、病院に検査に行き、適応障害であるという診断を受け、適切な治療を受けていくことが重要になります。また、本人も周囲も、それが適応障害による症状なのだという認識を持つということも、その後のお互いの関係に大変重要です。
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