適応障害と部活
部活動と適応障害について
学生であれば何らかの部活動に所属をする事も多いかと思います。学生生活の中で交友関係を深める馬でもある反面、厳しさのあまりに環境に適応できずに適応障害を起こしてしまう可能性があります。
部活の中では、学校生活の同級生とは違い縦の関係というものがあります。社会に出れば当然、上司と部下・先輩と後輩といった関係はできてきますが、中学・高校・大学の部活動はやはり上下関係という人間関係にストレスを感じてしまう事はあります。また、体育会系部活動であれば監督(顧問)との人間関係や同級生であっても人間関係のストレスというものは有ります。
全寮制の部活動であればなおさらです。1日の大半を、部活動のメンバーと過ごします。仲が良い相談できる相手が近くに居ればよいのですが、そうした環境が無ければ逃げ場が無く適応障害をおこしてしまいます。体育会系部活動の場合、実力が世界という部分もあり実力の差からイジメなどと言う事にも発展しかねません。
また、一番厄介なのはスポーツ推薦です。スポーツ推薦で入部をしたのにも関わらず(文科系の特待生推薦も同じですが)、適応障害を起こし期待通りのパフォーマンスが出せなかった場合に監督から攻められ、先輩から攻められ、自己嫌悪に陥ってしまうケースがあります。
環境を見直す事
プロや実業団の選手でもそうですが、やはり全日本代表候補として期待をされて召集をされたのにも関わらず、最終メンバーに残る事が出来ないといった場合に同じようにストレスを感じてしまいます。そうした場合に、所属チームから一度離れてお休みをして復帰をするというケースがあります。
少し、環境を離れただけで新たな気持ちで復帰できると言う事もあります。そのため、部活で悩んだ際には思い切って少しの期間休部をするというのもひとつの方法です。