適応障害と保育園
両親が共働きの場合、子供を保育園に預けるという家庭はとても多いでしょう。保育園の場合、両親が共働きであるということを原則としているところがほとんどです。
それでは、両親のどちらかが適応障害になった場合、保育園に預けられなくなるというようなことはあるのでしょうか。
ここでは、適応障害と保育園についてご説明していきます。
適応障害で休職すると保育園に子供を預けられない?
保育園が原則共働きの家庭用だとすると、両親のどちらかが適応障害になってしまって休職してしまった場合、共働きの状態ではなくなるため、保育園をやめさせられるというような不安がないでしょうか。
すでに保育園に入っている場合には、保育園をやめさせられるようなことは稀でしょう。退職していると、また違うかもしれませんが、休職というのは、在職中の病気休暇ですから、まだ「共働き」の状態だと言えます。
ですが、同じシチュエーションで、これから保育園にはいるというときには、また様子が違うようです。特に、保育園の空きがないような地域では、選考も厳しく、心身障害の程度の申告もしなければなりません。また、復職をすることを求められることも多いでしょう。もしも、寝たきりなどの、明らかに子供の面倒を見ることができないような状態なら、これには当てはまりませんが、適応障害ではまだ育児ができると考えられることもあります。
保育園に病気について話すべきか
すでに子供を保育園に預けているという場合、夫婦のどちらかが適応障害で休職をしたとしても、黙っておけばわからないと思うかもしれません。
しかし、近所の人が日中に適応障害の患者さんを見かけることがあれば、なぜ日中にいるのだろう?ということになりますよね。
そういうルートで保育園に休職がバレるより先に、きちんと自分で保育園に状況を伝えておいた方が無難でしょう。むしろ隠しているほうが、面倒なことになりかねません。