適応障害とタバコ

適応障害とタバコ

適応障害はストレスが関係している精神疾患なので、ストレス発散ができるものは、すべて適応障害にはよいものだと思いがちかもしれません。

 

しかし、実際は本人はストレス発散ができていると思っていても、そうでもないこともあります。その代表格がタバコでしょう。

 

ここでは、適応障害とタバコについてご説明していきます。

 

適応障害ではタバコはNG?

タバコを吸うことで、ストレス発散になっているという人は少なくないでしょう。ですから適応障害にはいいものだと思うかもしれません。

 

しかし、実際はタバコには動悸や息切れを起こすような作用があるため、精神疾患を患っている人には、あまりおすすめできないのです。

 

なぜなら、動悸や息切れが起こると、不安感の原因にもなるからです。ですから、基本的に、タバコはおすすめできません。

 

適応障害のときは禁煙するべきか

適応障害の人がタバコを吸うことで、不安感を増長したり、うつ病を誘発することがあるというのは前述のとおりです。ですが、今まで常にタバコを吸っていた人まで禁煙しなければならないかというと、そういうわけではありません。

 

なぜなら、タバコをやめると言うことが、大きなストレスになる可能性があるからです。

 

ですから、今までタバコを常に吸っていたという人なら、本数を減らしたり、少なくとも本数を増やさないようにしていれば問題ありません。

 

タバコが動悸や不安感を増長するからといって、急に禁煙してしまうと、うつ病を誘発してしまったりすることがあります。すでに適応障害になっているという人は、適応障害が悪化して、うつ病の他にも別の精神疾患になる可能性もありますから、急な禁煙はおすすめできません。

 

もしも、タバコの本数を減らそうと思うのなら、ちょっとずつ減らすようにしてください。