適応障害と生理

適応障害と生理

生理とは

月経とは身体が成熟した女性の子宮から、周期的に起こる生理的な出血のことを指します。初潮は思春期に始まり、個人差はありますがだいたい25日〜38日周期で起こり4日〜7日間続きます。

 

月経周期には卵胞期と黄体期があり、卵胞期には卵巣内で下垂体前葉が分泌する卵胞刺激ホルモンの影響により、卵胞が成長します。子宮内膜が暑くなり、同時に分泌を促されたエストロゲンの血中濃度が高まると下垂体前葉から黄体刺激ホルモンが分泌され、排卵が起こり黄体が形成されます。

 

この黄体が形成される時期からは黄体期と呼ばれ、黄体は平均14日間の活動を維持します。排卵下卵子が受精しなかった場合、エストロゲンなどの分泌が低下し子宮内膜が脱落し、血液とともに体外に排出されるというのが月経です。

 

適応障害と生理について

女性も男性もストレスを感じる事には代わりませんが、結婚・子育て・転職・離職・初潮・生理・妊娠・出産・閉経など女性の身体の中で起こること事態も内的ストレスとして存在します。

 

結婚して一緒に生活をする生活環境が変わったり、結婚して名字が変わったり、生まれ育った土地を離れたりすると変化は多くなります。これにより、初潮や生理に関わるホルモンの増減がありかなりストレスがかかった状態になるのです。

 

女性の場合、こうしたストレスが原因で自律神経失調症をおこしたり、そこから適応障害や打つなど他の精神疾患に繋がる事も珍しく有りません。

 

また、適応障害でストレスを感じている人は月経前症候群にもかかりやすくなります。生理が近づくと、眠れない、過剰な眠気、頭痛、不安な気持ち、吐き気と言った症状が現れ生理が始まってしまうと症状は軽減するというものです。

 

個人の心理的ストレスも重なって怒ることが多く、適応障害でストレスを感じている場合いは月経前症候群を起こしやすい傾向にあります。