恋愛が原因で適応障害になる場合
恋愛が原因で適応障害になることがあるときくと、どんなことを思い浮かべるでしょうか。ほとんどの人は、「恋人にふられた」というような失恋や、別れを想像するのではないでしょうか。
もちろん、そういったものがきっかけになる場合もありますが、適応障害ではそれだけが原因にはなりません。
ここでは、恋愛が原因で適応障害になるパターンについて考えてみましょう。
恋愛が原因で適応障害になる?
恋愛中、とくに誰かとお付き合いをするということは、幸せなことなはずですよね。しかし、好きな気持ちはあっても、会う回数が多くなると他のことができなくなりますし、逆に会う約束をしていたのにドタキャンされたりということがあると、誰しもストレスは感じているでしょう。
また、誰かと付き合いが始まることで、それまでの生活に1つ予定が増えることになります。そうすると、その状況に慣れるまで、一時的にうまくスケジューリングができずに忙しくなることもありますよね。
こういった状況が適応障害の原因となる場合もあるのです。誰かと付き合えるのは嬉しいはずでも、そこに付随する変化に対応できなくなってしまうのですね。
適応障害が恋愛に及ぼす影響
恋愛に関する何かを原因に適応障害になってしまった場合、好きなのに会いたくないというちぐはぐな状況が生まれます。会うことがストレスになってしまうですね。これが影響して、ドタキャンをしてしまったり、なかなか会う予定が作れないということがあります。
また、恋愛が原因ではなく、他のことが原因で適応障害になっていたとしても、その所為で体調を崩しているなら、ドタキャンしてしまう場合もあるでしょう。
そのうち、連絡が面倒になってしまうおそれもあります。
こうならないためには、適度な距離感を保ち、連絡を取り合ったり、会い過ぎたりしないということがとても重要なのです。お互いのペースを大事にしながら付き合っていけば、それがストレスになることはないはずです。