適応障害になりやすい人の性格とは
適応障害とは、特定の状況や環境に適応できずに、ストレスを感じ、それが原因で発症してしまう精神疾患です。うつ病などの精神疾患には、「なりやすい人の性格」というものがありますが、適応障害ではどうなのでしょうか。
ここでは、適応障害になりやすい人の性格についてご説明して行きます。
適応障害になりやすい性格とは
うつ病などと同様に、適応障害にもこういう性格の人がなりやすいというものがあります。
よく挙げられるのは、真面目、几帳面、心配性、周りの目を気にする、気が小さい、完璧主義、責任感が強い、気分の切り替えが下手・・・などというようなものです。
特に、生真面目であるというのは、よく言われていることです。なぜ、生真面目だと適応障害になりやすいのかというと、生真面目な人というのは、休憩や息抜きなどのストレス発散が下手だからです。
そのため、我慢できないようなストレスを抱えても、うまく発散することができずに、度が過ぎると適応障害になってしまうのだと考えられます。
また、これらの性格は、うつ病などになりやすい性格とも共通しています。
逆に言えば、いい加減でテキトーになれる人の方が、精神疾患にはかかりにくいと言えます。
性格は変えれるのか
自分が適応障害になりやすい性格だとわかっていても、性格自体を変えるというのはなかなか難しいですよね。
真面目な人が、不真面目になる必要はありません。ただ、たまには自分を甘やかしてあげることを覚えましょう。疲れたら休んでもいいですし、頭にきたら愚痴ったっていいのです。
そういうことが自然にできるようになると、うまくストレスを発散することができるので、適応障害にはなりにくくなるでしょう。
そのくらいなら、根本的な性格を変えなくても、十分できる範囲なのではないでしょうか。