適応障害と統合失調症
総合失調症とは、思い込みに歯止めが利かなくなる。幻覚や妄想、極度の緊張感と興奮と感情が爆発している状態です。
とくに適応障害の暴力行為に共通している点はあるかもしれません。
投げやり!焦り!怒りで自分でコントロールができない
適応障害の行為に暴力、破壊、窃盗(人を切りつけるなど)を引き起こす事例があります。
その大半は感情のコントロールができないのが犯行の原因です。
時が経ち感情も落ちついた頃に初めて自分の犯したことの責任の重さを思い知らされます。
もし、誰かの悪口がずっと聞こえるという幻覚で犯行していたら・・・と思うと適応障害と総合失調症の違いはあるようでないのかもしれません。
もっと詳しく原因を見てみると、総合失調症も環境における変化がきっかけとなって引きおこす事例が多く、きっかけが適応障害として判断されるのかもしれませんね。
早期発見と早期の治療で回復しやすくなった
適応障害はその行為を起こすきっかけとなった全ての要素を取り除けば元の性格に戻りますが、もし戻らないなると総合失調症の治療を受ける必要が生じてきます。
近年では、新しい治療薬の開発の支援の発展により完治までは行かなくても症状の緩和と社会生活ができるまでに回復している人が多くなっています。
外に出なくてもSNSでの社会との繋がりやSNSユーザーとのコミュニケーションをパソコン・タブレット端末・スマートフォンで取れるようになりました。
その社会の繋がりを持つことで孤独や孤立を無くすメリットな点を広げないといけません。
ネット社会のデメリットだけが注目されているメディアのやり方に懸念しています。
適応障害という部類が心の病気の早期発見と症状の緩和と心の回復につながるような体制を整えてほしいものです。