適応障害とデイケア
精神疾患にかかると、「デイケア」というものに通う人も少なくありません。適応障害の場合も、デイケアに通っているという人はいます。
デイケアとは、どういうもので、何をするところなのでしょうか。ここでは、適応障害とデイケアについてご説明します。
精神科デイケアとは
精神科デイケアというのは、日中デイケア施設に通い、かかっている精神疾患の回復を促すような活動を行うものです。
とはいえ、病状がかなり悪い場合は、デイケアに通うのも辛いでしょうから、デイケアに通えるようになるまでに回復を待つ必要があります。
デイケアでは、スポーツをしたり、ゲームをしたり、手芸などをしたりというような活動が行われますが、これは施設により異なります。
また、生活リズムを整えることも目的としているので、開始は午前中となっていることが多く、昼食時間も12時ごろに取られています。
適応障害とデイケア
適応障害の場合も、病状が悪い場合はデイケア施設に通うまえに、体調を整えることが重要です。ご飯を普通に食べられるようになったり、日中起きていても大丈夫になれば、デイケア施設に通うころでしょう。
通院している病院にデイケアがある場合は、主治医から案内がある場合もありますが、気になるようなら、自分から提案してみてもいいでしょう。もしも、病状が落ち着いているのであれば、デイケアに通えるようになります。もしも、通院先にデイケアがない場合も、別の施設を紹介してもらえることもありますから、きいてみてください。
デイケアでは、同じ病気に苦しんでいる方に会えたり、生活リズムを整えたり、家族以外の人と触れ合うということが可能です。そういった活動をとおして、社会復帰への自信がついたら、次は実際に社会復帰をするという流れが理想的です。