適応障害とグループホーム
「グループホーム」と聞くと、どんなものを思い浮かべるでしょうか。老人ホームのような、認知症高齢者の方が住むような施設を思い浮かべるという人が多いでしょう。しかし、グループホームは、高齢者向けというわけではなく、さまざまな障害向けに施設があり、精神疾患もその1つです。
ここでは、適応障害とグループホームについて考えてみましょう。
精神疾患でのグループホームとは
グループホームとは、病気や障害により、1人での生活が困難で介護支援が必要な方が生活するという介護の形のことです。
グループホームには、家事支援や日常生活の相談といったことをする、世話人というものが配置されています。
精神障害でも、こういったグループホームというものがあり、症状によってはグループホームで生活するということが可能な場合もあります。
適応障害とグループホーム
それでは、適応障害でグループホームに行けるかどうかという点ですが、精神障害者手帳を持っていつような方であれば、グループホームでの生活が可能でしょう。しかし、病状がそこまで悪くないという人では難しくなってきます。
また、適応障害と診断された人がグループホームで生活する場合、別の病気を併発していたりすることも多いようです。
どちらにしても、適応障害でグループホームで生活をしているという場合は、目指すところは、病気の改善と、グループホームをでて1人で生活できるようになることです。
グループホームでは、それを目指すための取り組みも行われるでしょう。適応障害でグループホームには入る場合、それは一時的なものなのです。
また、グループホーム施設入所を考える場合は、病気の治療を受けている医療機関に相談してみると、適したグループホームを紹介してもらえる場合があります。