適応障害とプログラマー
適応障害になりやすい人の性格というものがあり、その性格から、職業についても、向き・不向きがあります。では、プログラマーという仕事は適応障害に向いているのでしょうか。
ここでは、適応障害とプログラマーという職業について考えてみましょう。
プログラマーは適応障害になりやすい人に向いている?
結論だけいうと、プログラマーという職業自体は、適応障害の人に向いていると言えます。なぜかというと、適応障害の人は一人でコツコツやるような仕事が向いている傾向にあるからです。また、あまり人と接する必要のない業務の方が、良かったりもします。
フリーランスという仕事も、自分のペースでできるため、フリーランスでプログラマーをするというのもいいかもしれません。
プログラマーが向いていない場合
プログラミング自体は向いているとしても、プログラマーという職業は、人がたりなかったり、納期の問題でしばしば忙しくなりがちです。残業続きで、睡眠時間も取れないということも珍しくありません。ですから、そういう職場環境にある場合は、プログラマーという職業というよりは、職場が向いていないと考えられます。
その職場環境が原因で、適応障害や他の精神疾患を発症してしまう場合もよくあるケースです。こういった場合は、業務量を減らしてもらうか、別の職場にうつったり、フリーランスになることを考えなければならない場合もあるでしょう。
また、そもそもプログラマーが向いていなかったということもあるかと思います。そういう場合は、全く違うジャンルの仕事に挑戦してみると、意外と性に合って適応障害が再発しないということも考えられます。
とにかく、ストレスの多い仕事というのは、適応障害の人にあまり向いていないのです。