適応障害の友達への接し方
友達が適応障害になったというとき、適応障害のことをあまり知らないと、どういう対応をすればいいのかということで悩んでしまうかもしれません。
適応障害だからといって、腫れ物に触るように接する必要はありません。ですが、適応障害ということを踏まえて、気をつけることなどもあります。ここでは、適応障害の友達への接し方についてご説明していきます。
友達が適応障害になってしまったら
もしも、大事な友達が適応障害になってしまった場合、助けたいと思ってしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、治療という部分、また社会復帰などの部分については、専門の医師に任せるようにしてください。中途半端な知識をつけて、友達の適応障害の改善をしようと思うと、逆に悪化させてしまう場合もあるのです。
では、友達が適応障害になったときに、何ができるのでしょうか。それは、今までと同じように友達づきあいを続けるということではないでしょうか。
そもそも、その友達の適応障害の原因が、職場環境の変化だったり、家庭の事情だったりする場合には、あなたといるときには、それなりに元気でいられるはずです。
適応障害の友達との付き合い方
「今までと同じように友達づきあいを」と言っても、注意すべき点もあります。それは、例えあなたといるときは、症状が安定しているとは言っても、普段よりも疲れやすかったり、体調が悪いことがあるということです。ですから、その友達が疲れていそうなときには、アクティブな遊びは控え、ゆっくりと過ごすことができるようなことをするように心がけましょう。
また、無理に社会復帰を進めたり、あまり1日中ゴロゴロしていてばかりではいけないというような、注意をするのはやめておきましょう。精神疾患の治療においては、寧ろ1日中ゴロゴロしていなければならない日もあるのです。
病気についての注意などはせずに、普通の友達づきあいを続けるというのが、結果的に適応障害の改善を助けていたりします。