適応障害は見た目でわかるか
精神疾患というのは、特定できないにしても、なんとなく見た目でそうなのかな?と思う人はいますよね。適応障害は精神疾患の1つですが、適応障害は、見た目でなんとなくわかるということがあるのでしょうか。
ここでは、適応障害が見た目でわかるかどうかについて考えてみましょう。
適応障害は見た目でわかる?
適応障害は精神疾患ではありますが、幻聴が聞こえたり、妄想が激しくなったり、幻覚が見えたりというようなことは、ほぼありません。そんなことがあれば、それは適応障害ではないか、適応障害が悪化してしまって、別の病気になってしまった可能性が考えられます。
そのため、見た目だけで、適応障害であるということがわかってしまうことはほぼないと考えられます。とは言え、症状が出ているときはいつもより元気はないですし、落ち込んでいるようには見えるかもしれません。
しかし、見た目自体は変わりませんから、見た目だけでは適応障害はバレません。
観察をしてわかること
とはいえ、適応障害の人のなかには、職場で同僚に病院に行くことを勧められたりする人もいます。これは、見た目というよりは、普段の言動や、会話での受け答えなどから、なんらかの精神疾患を疑われているのだと考えられます。
たとえば、適応障害の人が職場が原因でストレスを感じているという場合、仕事がはかどらなかったり、受け答えがにぶかったり、突然泣いたりというような行動を職場でやってしまいます。これで、何かがおかしいと周囲が感じることがあるでしょう。
もっとも、周囲に恵まれなければ、こういう状況のときに、ますます怒られて病状が悪化してしまうということもあります。そうなる前に、自分で気づいて精神科などで検査を受けることができるのが、ベストです。